仏具の種類
ご本尊(ごほんぞん)
阿弥陀如来(南無阿弥陀仏) ご本尊は本山よりお受けいたします。
お脇掛（おわきがけ）
- 右：親鸞聖人（しんらんしょうにん）、左：蓮如上人（れんにょしょうにん）
お仏飯器（おぶっぱんき）
- 小さなお仏壇ではお仏飯のお供えはご本尊の前だけでもかまいません。
華瓶（けびょう）
- 浄水を備える器です。色花は用いず、樒（しきみ）などの青葉をさします。
高月(たかつき)
- 供物を盛る台ですが、正式の仏具ではありません。
打敷（うちしき）
- 仏事や御祝のときに用い、普段ははずしておきます。
花瓶（かびん）
- 他のお仏具とのバランスを考えて花の大きさを調整します。
土香炉（どこうろ）
- 線香は立てずに、適当な大きさに折って寝かせます。
ローソク立て(燭台)
- 炎が仏壇を焦がさない位置に置きます。
過去帳
- 正面を向け、右隅若しくは左隅に置きます。
過去帳見台（かこちょうけんだい）
- 過去帳を乗せる台。
経卓（きょうじょく）
- 経机ともいいお経本、御文章箱の外は物を置かないようにします。
三具足と五具足
お仏壇でもっとも基本となる仏具は、ローソク立・お花を立てる花瓶(かびん)、線香を燃やす香炉の三つです。これらを三具足といい、ご本尊を三具足で お飾りすればそれでお仏壇となります。
三具足は、香炉を中心に向かって右にローソク立、左に花瓶を置きます。
五具足はローソク立と花瓶が一つずつ増えた場合を言います。普段は三具足で十分です。
浄土真宗本願寺派（お西）用
三具足
五具足
真宗大谷派（お東）用
三具足
五具足