修復の前に、お客様のご氏名と修復内容、 お仏壇のサイズ等が一致しているか仕様書と照らし合わせ、 間違いの無いよう職人同士で情報共有を行います。
大戸・障子・金具など、各部品を分解し、 修復を行う際に必要な下準備を行います。
塗装や金箔を剥離し、木地の状態に戻します。 洗いの場合は、長年溜まった表面上の汚れを 独自の洗剤やお湯を用いて洗浄します。
ペーパーなどを使って小さな傷を無くします。本体・部品はすべてペーパーをかけ、凹みがひどい場合はパテなどで修繕をします。
塗料との吸着性を高めたり、 仕上げ塗装後の表面を 平らにし光沢を美しくするため、 下地処理や中塗り、 塗装前の研磨を繰り返し行います。
塗装では最終工程の仕上げ塗りを行います。 ホコリが付着しないよう細心の注意を払い、 湿度と温度が管理された専用の乾燥室を 用いて行います。 乾燥(塗料が固まる)の日数は夏と冬で異なり、 数日程度時間に差異がある場合があります。 ※写真は吹き付け塗装(基本工法)の場合です。 ※本漆の場合は手塗り仕上げとなります。
お仏壇の扉や内部、各部品に金箔を押す工程です。 金を延ばして作った金箔は極めて薄いため、 風が吹くときちんと金箔が押せません。 そのため、夏場や冬場も冷暖房を止めたり、 部屋のドアを閉め切ったりと、 作業場の環境にも十分配慮します。 また、当然の事ながら、 箔押しの作業は熟練の技術が必要となります。
既存に類似したデザインの手描き蒔絵を施し、加飾します。 オプションでご希望の絵柄を取り入れたり、漆を盛り上げて立体的に 表現する「高蒔絵」と呼ばれる技法で描くことも可能です。
同時進行(別工程)で金メッキを施し終わった錺金具や 蝶番金具を、各部品へ元の位置に手作業で打ち付け、 装飾の仕上げをします。 扉や障子は「組み立て」の工程で取り付けられます。
分解されていた各部品の数々を、順を追って丁寧かつ スピーディーに組み立てていきます。 将来的に修復やメンテナンスが必要になる時期の事を 考慮し、分解しやすいようタッカーと釘、ビスを使い分けながら組み立てます。
当社の配達指定日又はお客様のご都合の良い日程にて ご自宅にてお引渡しを行います。 納品時は、仏間への納入や灯篭などの配線工事、 その他必要時は荘厳(仏具)の説明も併せてご案内します。